中国で酒を呑むなら知っておきたいマナー集

中国で酒を呑むなら知っておきたいマナー集

海外

仕事の都合で、色々な国の人たちと飲む機会がある方も多いでしょう。日本では一緒にお酒を飲むことで距離を縮めること出来ますが、この飲み方が失礼に当たる国もあるのです。それぞれの国によって、お酒や食事のマナーに違いがあります。せっかくのビジネスの話が、間違った飲み会が原因でご破算になってしまうことは避けたいですよね。
特に中国ではたくさんのマナーがあります。ここではそんな中国でのお酒を飲む時のマナーについて説明します。

中国特有の回転テーブル、どこに座ればいい?

中国では、主催側と来賓側それぞれで役職や身分の高い順に、座る席に決まりがあります。1つの円卓に8~10人ほど座ることができ、入口側から遠い席に、主催側と来賓側の最も偉い人が座ります。そして主催側と来賓側の人が交互になるように、2番目に偉い人、3番目に偉い人という順番に座っていきます。日本では入り口から奥の席が上座、近い席が下座という決まりがありますが、中国ではこのように交互に座って行くことで、最も偉い人の隣に最も低い地位の人が座るような形になります。また通訳者や運転手の方がいる時は、未席に座ってもらうようにするといいでしょう。

「とりあえずビールで」はNG。決まった酒を飲む!

日本は、飲み始めにビールで乾杯することが多いですよね。しかし中国では白酒と呼ばれるコーリャンを原料にしたお酒で、度数が50%以上のお酒を飲みます。普段わたし達が飲んでいるビールの度数は約5%です。白酒はその10倍ものアルコールが含まれているのです。
中国では、乾杯をしたら飲み干さなければいけないという決まりがあり、乾杯を断ったり、潰れたりすることで悪い印象を与えてしまうことがあります。つまり無理してでも、はじめの乾杯は一気飲みをしなくてはいけないということです。普段これほど度数の高いお酒を飲まないという方にとって、いきなりアルコール度数50%のお酒を飲むことは相当きついことだといえるでしょう。お腹をすかした状態で度数の高いアルコールを摂取することは危険でもあります。飲む前に、軽くご飯を食べておくといった対応をするようにしましょう。またお酒以外の飲み物はいつでも好きなときに飲んでいいという決まりもあるため、水や烏龍茶を常備し、お酒を飲むことが辛くなった時などに飲むようにしましょう。

最初だけ意識して。食事のマナー

最初の料理だけ、主催側の人たちが来賓側の人たちに料理を取り分けるという決まりがあります。先ほど主催側と来賓側の人が交互になるように順番に座ると説明しましたが、これには理由があり、交互に座ることで両側にいる来賓側の人に、料理を簡単に取り分けることができるからです。料理を取り分けるために、取り箸が置かれている場合もありますが、基本的に中国では直箸でも問題ありません。
そして主催側の人たちが来賓側の人たちに料理を取り分けた後は、好きな料理を自由にとって食べることが出来ます。しかしテーブルを回す時は、他の人が料理を取っていないか、料理のお皿が周りの人のグラスやお皿にぶつからないかなど、注意するようにしましょう。

おわりに

中国では乾杯を求められるたびに、グラスに入っているお酒を飲み干さなければいけません。それも度数が50%もある白酒というお酒です。そのためお酒の飲み慣れていない人にとっては、かなり辛い飲み会になることでしょう。水や烏龍茶などを常備し、辛いと思った時は飲み、体を休ませるようにしましょう。中国の人とお酒を飲むことが慣れた時には、日本での飲み会では潰れることがなくなるかもしれませんね。
またテーブルを回す時は、周りの人のお皿やグラスがぶつからないか確認し、注意して回すようにしましょう。

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