呑み過ぎには気をつけたい。血中アルコール濃度のことを考えてみる

飲み過ぎ注意!血中アルコール濃度のことを考えてみよう

飲み方

「記憶がなくなるまで飲んでしまった・・・。」という後悔、誰しも経験ありますよね。一人で飲むお酒も、大人数で飲むお酒も、お酒好きにとってはどちらも美味しいお酒です。しかし気をつけたいのが飲み過ぎです。飲み過ぎてしまうことで、次の日に影響してしまうことってありますよね。次の日の大事な仕事やスケジュールなどに影響しないよう、賢く飲むようにしてお酒を楽しみましょう。

「強いから大丈夫」「寝て起きたら治る」と思うな!

酔いの程度は脳内のアルコール濃度によって決まります。しかし実際に脳内の濃度を測ることは不可能のため、代わりに血中アルコール濃度により、酔いの程度を判定しているのです。お酒を飲むと血液中のアルコール濃度が上がり、判断能力が落ちたり反応速度が低下したりします。これはお酒が強いとか寝れば治るということとは全く関係なく、お酒を飲むことで誰にでも起こってしまうことです。

アルコールの分解スピード

血中アルコール濃度は飲んだアルコールの量と体重に関係しています。個人差はありますが、アルコールの分解スピードは体重に比例していると考えられており、アルコールが分解されるおよその時間を計算することが出来ます。体重1kgに対し1時間に0.1g分解されるということが、血中アルコール濃度の分解に関する基本の考え方です。

つまり70kgの人が、1時間に分解されるアルコールは7g程度です。350mlの缶ビールのアルコールを5%とし、g(グラム)に直すと14gとなります。70kgの人は1時間で7gのアルコールを分解するため、350mlの缶ビールを分解するには2時間かかるということです。

また350mlの缶ビールを5本飲んだとすると分解されるのは翌朝8時となります。体重が軽い人の場合、さらに分解されるまでに時間がかかってしまいます。

ほろ酔いで終わらせたいならビール2本まで!

酔いには、爽快期・ほろ酔い期・酩酊期・泥酔期・昏睡期という、5つの状態があります。血中アルコール濃度によって、酔いの状況が異なります。

・アルコール血中濃度 ・酒量(ビール中ビン) ・酔いの状態
爽快期 1本 判断が少し鈍る
ほろ酔い期 2本 手の動きが活発になる
酩酊初期 3本 気が大きくなる
酩酊期 4~6本 千鳥足になる
泥酔期 7~10本 意識がはっきりしない
昏睡期 10本以上 揺れ動かしても起きない

楽しくお酒が飲めるのは、ほろ酔い期の状態までです。大脳の働きが抑えられることで、本能や感情をつかさどる部分の働きが活発になり、開放感を感じ陽気になったりします。
しかしアルコールの摂取量が増えることで脳の麻痺も進み、酩酊初期や酩酊期に突入してしまいます。そしてこの状態になってしまうと、知覚や運動能力が鈍くなり、同じことを何度も繰り返し話したり、千鳥足になってしまったりします。
そしてさらにお酒を飲むことで、昏睡期に入ると麻痺は脳全体に及び、呼吸困難に陥り最悪の場合死に至る可能性もあります。自分ではまだ大丈夫と思っていても、アルコールによって脳の麻痺は進んでいるのです。気分よくお酒が飲みたいという方は、上で示した表を覚えておいてください。

おわりに

お酒は飲んでいるうちに気分がよくなり、どんどん酒量増えていってしまいますよね。そして次の日、二日酔いで苦しんでしまったり、他のことに影響が出てしまったりすることで「昨日あんなに飲まなければ良かった」と後悔してしまうのが良くあるパターンです。
楽しくお酒が飲めるのは、ほろ酔い期のビール中ビン2本までです。「もっと飲みたい」と思うかもしれませんが、その気持をグッと抑えほろ酔い期で止めておくことで、次の日に影響することなく気持ちよくお酒を楽しめることでしょう。

The following two tabs change content below.
酒通

酒通

お酒のことを知るなら【通】になろう!